「もし、自分が体調不良になったらどうしよう…」子どものことを考えると、不安になってしまうシングルマザーは、少なくはないでしょう。
では、もし体調不良になってしまったら、どうすればよいのでしょうか。
そこで、今回はシングルマザーが体調不良になってしまった場合、どのような解決法があるかをご紹介していきます。
各家庭によって解決する方法は異なるため、自分の現状にあった解決策を見つけてみてください。
目次
もし体調不良になってしまったら
万が一シングルマザーが体調不良になった場合には、体調不良になることを事前に想定した“備え”が必要です。
子どもの面倒を見られる自分以外の大人がいれば、ママも安心して体調を回復することが可能となるでしょう。
では、シングルマザーが体調不良になった際には、どのような備えができるのかご紹介していきます。
まずは頼れる大人に相談
まず初めに体調不良になった場合には、周りに頼れる大人がいることが強みですよね。
自分が倒れてしまっても、ママ以外の大人が子どもの面倒を見る環境があれば、子どもが気のしれた大人と一緒に居れる環境を作ることが可能でしょう。
万が一体調不良になってしまった時を想定して、事前に頼れる大人を探すことで、いざというときに慌てなくても済むような準備ができますよね。
こうした場合には、身内に頼れる大人がいる環境を作ることが大切で、ママがいないさみしさを子どもが少しでも軽減できる人であれば、安心感も増すと思います。
外部サービスとして、家事代行やシッターを検討する
万が一、周りに頼れる大人がいない場合には、「家事代行」「シッター」などの外部サービスを検討してみるのもおすすめです。
料金は発生しますが、子どもが健康であれば外部サービスを利用することは可能です。
特に体調不良の場合には、いつもしている家事や子どもの食事などがおろそかになりがちですよね。
無理をしてしまうと、かえって長引いてしまう可能性もあります。
体調不良の時には、外部サービスを利用しておくことで、しっかりと体調を万全にする時間を作ることができますね。
ここでおすすめの利用方法は、「事前登録」をしておくことです。
体調不良は突発的に起こります。体調不良になった際に、当日すぐに利用できるという可能性は少なく、事前登録をして、いざとなったときに依頼をしましょう。
あらかじめ登録手続きを終えておくことで、あとは利用するだけという形をとっておくと、体調不良になっても慌てずに対処できるでしょう。
入院となった場合には一緒に入院もしくは一時預かりへ
体調不良といっても病気の内容や重度が違いますよね。
万が一、シングルマザーが入院を余儀なくされるケースもあります。
入院をしなければならなくなってしまった場合には、病院に相談して、子どもも一緒に入院が可能かどうかを聞いてみると、同室でベッドを用意してくれる病院もあります。
病気や疾患によって難しいという場合には、もう一つの方法が「児童養護相談所」の一時預かりです。
子どもがまだ幼い場合でかつ、同室の入院が難しいという場合には、児童養護相談所で一時的に保護してもらうことをおすすめします。
児童養護相談所のスタッフが24時間面倒を見てくれるので、退院後までの子どもの安全が保障できてママも安心でしょう。
体調不良になったときに気を付けること
シングルマザーが体調不良になったときに、気を付けなければならないことは予防や連絡などです。
いざ体調不良になったとき、シングルマザーだからこそやらなければならないことがあり、たくさんの課題が見えてくると思います。
では、体調不良になったときに、これだけはやっておきたいと感じることはどんなことが挙げられるのでしょうか。
子どもに感染しないように
体調不良になった場合には、子どもに感染しないように予防策を徹底することが大切でしょう。
特に風邪などで高熱が出てしまった場合には、子どもに同じ思いをさせないようにと献身に頑張るママさんが多いと思います。
予防対策としては、マスクをつけたり洗面所などのタオルを別々に使用することが、よく聞かれる対策ですよね。
特にシングルマザーのママは、体調不良でも一人しかいないという責任感が働き、無理に頑張ってしまうことも。
体調不良の時には、無理をせず、とにかく予防に専念して、体調が回復をしたら思いっきり遊んであげてください。
保育園や学校に事情を話す
体調不良になった場合には、子どもの通園・通学している保育園や学校に連絡をしなければならないでしょう。
また、学校ではなく保育園に通園している子がいれば、体調不良で送迎が難しい場合にお休みの連絡をしなければいけません。
シングルマザーが体調不良になると、元気がない場合でも自分で連絡をしておかなければいけないため、子どものために踏ん張って頑張っているママさんが多いでしょう。
勤め先に連絡をする
もちろん、勤め先にも体調不良の旨を連絡しなければいけませんよね。
体調不良で通勤が難しい場合には、勤務先に連絡をして休暇を取る手続きをお願いしなければいけないです。
また、入院した場合には会社で加入している健康保険や、雇用保険の手続きをお願いすることがおすすめ。
休職中でも、入院中に保証が下りるので、手続きを済ませて改善に向けて頑張りましょう。
体調不良にならないための管理方法は？
それでも、体調不良になるのはシングルマザーにとって手間となることばかりですよね。
「できれば体調不良なんてなりたくない！」という気持ちのママは、少なくはないでしょう。
では、体調不良にならないために、普段から何を意識して管理することが良いかをご紹介していきます。
手洗い・うがいを徹底する
特に風邪がはやる季節などでよく言われているのが「手洗い・うがい」の予防対策です。
帰ってきたらすぐに手洗い・うがいをすることで、外で拾ってきた菌から体を予防します。
特に子どもは、どんなところを触っているかわからないでしょう。
そのことから、手洗い・うがいの予防対策は子どもと一緒にすることがおすすめです。
楽しく、毎日の健康をしっかり守れて、大人だけではなく子どもの予防も一緒にできるでしょう。
毎日健康な食事をとる
１日3食の食事をしっかりとることは、健康維持につながる良い食環境となるでしょう。
「朝は早いから食べてない…」「昼は麺だけ」「夜はいっぱいたべる」といった、アンバランスな食生活は健康を損ねてしまう可能性があります。
朝はしっかりと食べて、昼・夜もバランスの良い食生活を送ることで、体調不良を予防しましょう。
おすすめなのは、栄養素をバランスよく摂取することです。
特に子どもはまだまだ成長するため、しっかりとした栄養をとってほしいというママが多いと感じます。
そのことから、子どもにとっても大人にとっても健康的な食事をとることで、健やかな生活を送ることができるでしょう。
睡眠不足になったり疲労を蓄積しない努力をする
睡眠は、１日の疲労を軽減させる大切なものです。
睡眠不足になることで、軽減させる疲労が蓄積され、疲労が爆発して体調不良を起こしてしまうママが多くいるでしょう。
日々の家事や生活に追われてしまうママの気持ちもわかりますが、不規則で不健康な生活を続けることで、取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。
頑張っているシングルマザーは、一人でたくさんの仕事を抱えなければならないことから、睡眠不足になりがちな傾向もあるでしょう。
できるだけ１日の睡眠時間を多くとれるような工夫をしていくことで、体調不良から遠ざかることができるでしょう。
まとめ：日々の体調管理が大切になる
毎日の生活で、健康への工夫を凝らしていくことによって体調管理とは程遠い生活を送ることができるでしょう。
しかし、体調不良になることは予測はできず、いざ体調不良になった時を想定しておくと、子どもとの生活における不安要素を解消することができますよね。
シングルマザーが体調不良になった場合でも、やらなければいけない特別なことも多く、できれば体調不良にならない生活を送りたいという人は多いと感じます。
健康に気を付けながら、子どもを安心して生活させる環境を整えて、事前準備をしておくとよいでしょう。
