「シングルマザーがダブルワークをしたら収入が倍になった！」このような話が珍しくないほど、ダブルワークのやり方次第では収入を大幅に上げられます。
普段の収入以外に、月に数万円稼げたら生活にもゆとりが生まれますよね。
そこでこの記事では、ダブルワークを検討しているシングルマザー（シンママ）に向けて、ダブルワークの始め方と注意点を徹底解説します。
3分程度で読めるうえに、ダブルワークを驚くほどスムーズに始められるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダブルワークを始めるなら就業規則を徹底的に確認しよう
ダブルワークを検討しているなら、就業規則をあらかじめ確認しておきましょう。
就業規則とは会社が定める「従業員が守るべきルール」のことです。
企業によっては、就業規則でダブルワークを禁止している場合があります。認められていないにも関わらずダブルワークをすると、懲戒免職を受ける恐れもゼロではありません。
安心して仕事をかけ持つためにも、ダブルワークを検討している女性は、就業規則を徹底的に確認すると安心です。
シングルマザーがダブルワークをする理由は「収入不足」
シングルマザーがダブルワークする最大の理由は、収入が十分ではないからでしょう。
厚生労働省は母子世帯の平均年収は243万円と発表しています。大人1人が生活するには問題ありあせんが、子どもの養育費を考えると少ないですよね。
収入を上げるために派遣やパートから正社員を目指すシングルマザーも多いですが、なかなか雇ってもらえないのも事実。
子育てにより勤務時間が制限されてしまうからです。求人自体はあっても、採用されにくいケースも少なくありません。
参考：厚生労働省：平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果
シングルマザーにおすすめの3つのダブルワーク
シングルマザーにおすすめのダブルワークは下記の3つです。
- ライティング
- ブログ
- お小遣いサイト
それぞれ仕事内容と、おすすめする理由をご説明しますね。
おすすめのダブルワーク1.ライティング
Webライティングは、シングルマザーにおすすめのダブルワークの1つ。
インターネット上の記事をパソコンで書く職業です。特別なスキルや資格は必要なく、誰でも簡単に始められます。
未経験からWebライティングに挑戦するなら「クラウドソーシング」を活用するのがおすすめ。インターネット上でライターとクライアントをマッチングさせるサービスのことです。さまざまなお仕事を紹介してもらえるので、初心者でも安心してライティングを始められます。
ライティングならではのメリットは「即金性が高い」ことです。書けば書くだけお金になるので、すぐに収入を増やしたい人にぴったり。家計が苦しくなったタイミングにあわせて、柔軟に働けるでしょう。
おすすめのダブルワーク2.ブログ
シングルマザーにはブログ作成もおすすめのお仕事。日々の日常を書くだけで、お金が稼げる可能性があるからです。
シングルマザーだからこそ書ける記事を発信すれば、多くの読者が集まるかもしれません。
「Google AdSense」といったブログに広告を自動的に表示させるサービスを活用すれば、アクセス数が増えるほど収入は増えます。広告料だけでも月に数十万円稼ぐ人もいます。
ブログでさらに収益を増やしたいなら「アフィリエイト」を導入するのも1つの手段。ブログでおすすめの商品やサービスを紹介して、広告料をもらえるビジネスです。軌道に乗れば月に100万程度稼ぐなんてことも可能になります。夢のある話ですね。
おすすめのダブルワーク3.お小遣いサイト
主婦に人気のダブルワークといえば、お小遣いサイトでしょう。
サイトに登録してアンケートに答えるだけで、ポイントが貯まります。ある程度貯まったら現金やギフト券に変えられるサービスです。
ライティングやブログと違い、月に数十万円稼ぐのは簡単ではありません。ですが、誰でもできる簡単なお仕事です。
何から始めれば良いかわからないといった方は、まず試してみる価値はあるでしょう。スキルや経験が必要なく、バイト感覚で始められますよ。
シングルマザーのダブルワークには社会保険と税金に注意
シングルマザーがダブルワークする際は、「社会保険」と「税金」に注意が必要です。正しい知識を知らなければ、損してしまう恐れもゼロではありません。
ダブルワークを始める前に、しっかりと勉強しておきましょう。
シングルマザーは住民税に注意
シングルマザーがダブルワークする際は、「住民税」に注意してください。住民税は前年度の所得に応じて、金額が決められます。今年ダブルワークで稼いだら、それだけ来年の住民税が増えるのです。
収入によっては、確定申告をする必要もあるので気をつけましょう。Webライティングのように個人事業としてダブルワークする場合でも「事業所得」として計算して税額を国に申告するのです。
ただし、シングルマザーの場合は「寡婦控除」を活用すれば、税金を免除できる可能性があります。
具体的な内容については、次の項目でご説明しますね。
シングルマザーは寡婦控除を活用しよう
寡婦控除は離婚して独身になった人が適用される制度です。
活用すれば支払いをする税金が減らせます。年収によっては所得税も免除されるケースも少なくありません。
「年間の所得が500万円以下」の条件を満たしたシングルマザーであれば、35万円分の税金がマイナスされるのです。500万円を超えても、27万円は控除されます。
寡婦控除以外にも母子家庭を支える制度は多く、中でも「児童扶養手当」を活用すれば扶養人数や所得に応じてお金の支援を受けられます。
また、雇用保険制度の教育訓練給付の指定講座を受けると「自立支援給付金」が数万円もらえるケースもあるのです。
シングルマザー向けの支援制度はいくつか用意されていますので、ぜひ一度チェックしてみると良いでしょう。
ダブルワークの収入金額によって社会保険料は変わる！
シングルマザーは社会保険料にも注意が必要。働き方次第で、支払うべき保険料の金額が変化します。
企業でダブルワークをしている場合、2社とも社会保険の加入条件に含まれていれば、社会保険は適用されます。具体的な社会保険の加入条件は次のとおりです。
- 勤務時間および日数が正社員の3/4以上
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 賃金が月額8万8千円以上（年間106万円）
例えば、A社の収入が月に6万円でB社の収入が15万円だとしましょう。A社は88,000円以下なので社会保険が適用されません。一方でB社の収入は8万8千円を超えているので、社会保険の対象となります。
仮にA社の収入が10万円、B社の収入が11万円としたら、社会保険はA社B社ともに適用されます。合計の収入額が同じ21万円でも、社会保険料は違います。
ダブルワークする際は、収入額と支払う税額には気をつけましょう。会社の社会保険に加入したら、厚生年金も支払う必要があるので、事前に把握しておくと安心ですよ。
まとめ：シングルマザーでも収入アップ！ダブルワークを始めよう
母子家庭にとってダブルワークは、家計を支える有効的な手段の1つ。就業規則を確認して問題なければ、挑戦してみる価値はあるでしょう。Webライティングをはじめとした、未経験でも始められる仕事がありますからね。
スキマ時間を使って高収入を得たい人は、チャットレディもおすすめです。画面越しで男性と話すだけで、時給6,000円以上稼ぐ人も少なくありません。
ぜひ、ダブルワークに挑戦して、日々の暮らしにゆとりを持たせましょう。
