シングルマザーの貯金額はいくら必要?無理なくできる節約術を紹介

シングルマザーは、ママ一人で子育てをしながら家計を支えて、子どもの教育資金を用意しなければいけません。今の給料のままで子どもの希望通りに進学させられるほど貯金できるのか、不安になることもあるでしょう。そこで、この記事では子どもの教育費用やシングルマザーが安心できる貯金額、無理せずに貯金する方法について紹介します。貯金に悩むシングルマザーは、ぜひ参考にしてください。

シングルマザーの貯金額ってどれくらい?

「他のシングルマザーは貯金しているの?」「貯金額が少ないのって自分だけ?」と気になる人は多いのではないでしょうか。ここでは、厚生労働省の調査結果を元にシングルマザーの貯金額について解説していきます。

参考:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」

貯金がある母子世帯は59.6%

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、貯金があるシングルマザーは59.6%でした。つまり、全体の1/3以上には、貯金がないことがわかります。シングルマザーは子どもが体調を崩すたびに仕事を早退や欠勤しなければならず、フルタイムで働くのも大変です。

特にパート・アルバイトのシングルマザーの平均就労年収は133万円で、普通に生活を送るのも厳しいといえるでしょう。平成27年度のシングルマザー全体の年収を見ても270万円となるため、生活費や子育てにかかる費用を捻出しながら貯金に回すのはなかなか難しいことが伺えます。

シングルマザーの平均貯金額は327万円

平成28年度の国民生活基礎調査によると、貯金があると答えたシングルマザーの平均貯金額は327万円です。一見すると多いように感じますが、平均貯金額を押し上げているのはごく一部のシングルマザーです。

貯蓄があると答えたシングルマザーの中で、最も多かったのは貯金額50万円以下でした。このことから、実際にはごくわずかな貯金しかないシングルマザーが大多数であることがわかります。

児童がいる世帯との貯金額を比較

シングルマザー世帯以外の、子どもがいる世帯の平均貯金額は、679万円です。シングルマザー世帯は一般家庭と比べると、貯金額が半分です。貯蓄があると回答した子どもがいる世帯は全体の82%で、ほとんどの家庭が貯金していることがわかります。

平成27年度の子どもがいる世帯の年収は707万円であり、母子世帯の2.6倍です。このことからシングルマザーの年収の少なさが、貯金が少ないことに繋がっていることがわかります。

子どもの教育のために安心できる貯金額

子育てで一番お金がかかるのは、教育費用です。貯金を始める前に、今後どれくらい教育費が必要なのかを知っておかなければいけません。ここでは、小学校から大学進学までにかかる費用を見ていきます。

小学校から高校までにかかる教育費用

1年間で必要な学習費用総額

公立小学校 32万1,281円
私立小学校 159万8,691円
公立中学校 48万8,397円
私立中学校 140万6,433円
公立高等学校 45万7,380円
私立高等学校 96万9,911円

参考:2 調査結果の概要

学習費用総額には、給食費や塾・習い事などの校外活動費用も含みます。公立は私立よりも学習費用を抑えられますが、それでもシングルマザーにとっては高額です。小学校から高校まで全て公立に進学した場合でも、12年間の学習費用総額は約476万円です。

大学進学にかかる費用

大学入学時にかかる費用 82万円
1年間の大学在学費用 151万円

参考:子ども1人当たりにかける教育費用(高校入学から大学卒業まで)が減少

大学入学時にかかる費用には、受験費用や学校納付金、入学しなかった学校への納付金が含まれます。
入学費用と在学費用を合計すると、大学4年間で必要な金額はトータル約690万円です。年間100万円以上も出費が増えるため、シングルマザーの家計を圧迫します。

自宅から通学する場合は交通費、一人暮らしを始める場合は仕送りも必要になるでしょう。これだけの教育費を準備するには、今から貯金をして備えておくことが大切です。

修学支援制度を利用すれば入学金・授業料を減額または免除

今から子どもの教育のための貯金をしたくても、そんな余裕はないシングルマザーは多いでしょう。
シングルマザーの就職活動はなかなか厳しく、特別なスキルを持っていない限り収入をあげるのは難しいのが現実です。

そこで活用したい制度が、高等教育の修学支援制度です。住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯の学生には授業料などが減免、または給付型奨学金が支給されます。進学する学校の種類や自宅から通学するかどうかなどに応じて支援額が異なりますが、制度を活用することでシングルマザーの教育費への負担が軽減されるでしょう。

今の収入では厳しくても、子どもの希望通りに進学させられる可能性がでてきます!

シングルマザーが貯金を増やすための節約術

小学校から高校までの教育資金は、現在の収入で賄えるかもしれません。しかし、大学進学を考えると今から貯金しておく方が安心です。ここでは、シングルマザーが無理のない範囲内で、今すぐにできる節約術を紹介します。

食材は週に一度のまとめ買いで無駄を減らす

買い物に行くと余計なものまで買ってしまう傾向がある人は、週に一度のまとめ買いで一週間分の食材を揃えるようにしましょう。買い物に行くスーパーを安いお店にするだけで、食費にかかる金額を下げることができます。

一回の買い物の金額を5,000円と設定すれば、一ヶ月の食費は約2万円です。食費は子どもの人数や年齢によって変わりますが、保育園児の子どもが1人の母子家庭なら週5,000円で足りるでしょう。現在、食費に月3万円以上かかっている場合は、買い物の仕方を工夫するだけで1万円以上を貯金に回せます。

住宅費はなるべく安く抑えて固定費を下げる

今の収入の範囲内で、できるだけ余裕を持った生活を送るには固定費を下げることです。毎月必要な固定費の中でも大部分を占めるのが家賃です。今の家賃が高い場合は、公営住宅を検討しましょう。

市営住宅は人気で住めない場合でも、都道府県営住宅なら空きがある場合もあります。公営住宅なら初期費用が安いため、引越しへの負担も抑えることができます。今の家賃よりも安くなった分を、毎月の貯金に回すようにしましょう。

子どもの服はセールのときにまとめ買い

子どもは成長が早くシーズン毎に買い替えが必要です。子どもが幼いときは、保育園での着替えを用意するために多くの枚数を用意しなければいけないため、衣服代が馬鹿になりません。

子どもの衣服代を節約するには、セール時期に来季の分までまとめ買いが有効です。セールならTシャツやズボンなどを1枚100〜500円ほどで購入できます!たとえば、西松屋のセール時期は、1枚99円で売り出されている子ども服もあります。保育園用の洋服をセール品で揃えるだけで、衣服代をかなり節約できますよ。

まとめ:シングルマザーは少しでも節約して貯金額を増やそう

シングルマザーは今の収入で、子どもが大学卒業までの教育資金を用意できるのか考えると不安になるものです。子育てとの両立で思うように働けないため、収入を飛躍的に上げるのも大変です。しかし、大切なことは少しでも良いので貯金をすることです。子どもがまだ小さいうちに可能な範囲内で節約して、貯金額を増やしましょう。

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